TOPへ

巣鴨駅1分の
男性の泌尿器科は、
巣鴨駅前たかはし泌尿器科

男性の泌尿器科について

泌尿器科では、尿の生成や排尿に関わる腎臓から尿道までの臓器、前立腺や膀胱に加えて精巣や副腎などにおける異常や疾患について診療を行っております。
泌尿器疾患は進行すると深刻な状態になることがあるため、何か気になる症状がある場合は早めの受診をお勧めします。
当院では、なるべく患者様の負担や苦痛を軽減した検査や治療を行っております。気になる症状がある方は、どうぞお気軽にご来院ください。

このような症状はありませんか?

トイレに関する症状

  • 排尿の回数が増えた
  • 就寝中、何度もトイレで目が覚める
  • トイレに行ったばかりなのに、すぐ行きたくなる
  • トイレを我慢しにくくなった
  • 外出中に、トイレがどこにあるか分からないと不安だ
  • 映画やスポーツ観戦、コンサートなどで何度もトイレに行く

尿に関する症状

  • 残尿感がある
  • 排尿に時間がかかる
  • 尿意があるのに排尿できない
  • 尿の勢いが弱くなった
  • 排尿が途中で途切れる
  • 尿漏れするようになった
  • 下着が尿で濡れていることがある
  • 排尿後に、少し経過してから尿が漏れる
  • 尿に血が混ざっている
  • 尿の色が濃い
  • 尿道から膿が出る
  • 排尿痛(排尿時痛)がある

その他の症状

  • 急に背中が痛くなる
  • 陰嚢や下腹部辺りに違和感がある
  • 片側の睾丸が腫れる
  • 皮が剥けない
  • 精液に血が混ざっている
  • 精液が出ない
  • 勃起しない、持続しない
  • 臍が痛い、膿みが出る
  • 気分の落ち込み
  • 倦怠感
  • 筋力低下

男性の主な泌尿器疾患

前立腺疾患

前立腺肥大症

前立腺は男性にしかない臓器で、膀胱から続く尿道の周囲にあるため、肥大することで尿道が圧迫され様々な症状を呈します。前立腺肥大症は、特に中高年の男性に多く見られる疾患であり、前立腺は加齢に伴って肥大する特徴があります。
主な症状は、排尿しにくくなる、または排尿に時間がかかる、頻尿、夜間頻尿、尿が途切れる、尿漏れ、急な強い尿意などが挙げられます。
検査は超音波検査や尿流量測定などを行います。当院では、最新の検査機器を導入し、丁寧で正確な検査を実施しております。
主な治療方法は、薬物療法ですが、極端に前立腺が大きくなっている場合や、尿閉といって尿が全く出ない症状が出ている場合は手術治療を検討します。

前立腺肥大症

前立腺がん

前立腺がんは、特に50歳を過ぎると発症するリスクが高まります。PSA検査による腫瘍マーカーによって早期に発見でき、最近では健康診断や人間ドックで、PSA検査を導入するケースも増えています。50歳以上の方は定期的な検査受診をお勧めします。

前立腺がん

急性前立腺炎

急性前立腺炎は前立腺が細菌感染によって炎症を起こした状態を指します。
主な症状は、頻尿や排尿痛、排尿困難、高熱などの症状が現れることがあります。前立腺肥大症を併発していることが多く、再発しやすい傾向にあります。また、治療が中途半端に終わってしまうと再燃といってぶり返す事が多い病気です。このため、急性前立腺炎と診断された場合は、抗菌薬内服治療や点滴治療を適切な期間きちんと行って、しっかりと治すことが大切です。

急性前立腺炎

慢性前立腺炎

慢性前立腺炎はストレスなどが原因で起こりやすく、特に20~40代と若い年代に多く見られます。急性前立腺炎を繰り返し起こすことで慢性化することもあります。
主な症状として、会陰部や股間、睾丸、陰茎、尿道、下腹部の痛みなどが現れます。
主な治療方法は薬物療法で、お薬で炎症を抑えていきます。また、ストレスが原因の場合は、ストレスを軽減したり、ストレッチや運動などで血流を改善させて上手に解消することも大切です。

慢性前立腺炎

血尿

血尿は尿中に血液が混ざっている状態のことを言います。見た目に真っ赤な尿が出る肉眼的血尿と、健康診断などで検査をして初めてわかる顕微鏡的血尿があります。痛みを伴う場合は膀胱炎などの感染症や尿路結石症などが疑われ、痛みを伴わない場合は悪性腫瘍の可能性があります。
肉眼的血尿も顕微鏡的血尿も気付いた場合は、なるべく早めに泌尿器科にご相談ください。

血尿

膀胱がん

膀胱がんは、50歳以上の男性に多く見られる疾患です。膀胱内側の粘膜の尿路上皮にできることが多く、初期は内側に向かって隆起する表在性膀胱がんと呼ばれます。時間がたち進行してしまうと植物が根を生やすように外側に向かって発生する浸潤性膀胱がんへと変化していきます。浸潤性膀胱がんになってしまうと転移しやすいとされ、治療も大がかりなものになってしまいます。主な検査は、尿細胞診、膀胱鏡検査、超音波検査などを行います。
当院では、最新の細径の内視鏡を用いた検査を導入しております。シングルユース(1度使った膀胱鏡は他の患者さんでは使用しない)内視鏡を使用しており感染などの心配が少ない清潔なものを使用しております。安心して検査をお受けください。いずれも患者様の負担や痛みを最小限に抑えた検査が可能です。

膀胱がん

腎盂尿管がん

膀胱がんと同様に尿の通り道である腎盂や尿管といった場所の尿路上皮に発生します。膀胱がん同様50歳以上の男性に多く、血尿を来すことで発見のきっかけとなります。尿細胞診検査やCT検査などで精査しますが、確定診断のためには麻酔をかけての検査が必要となることが多く、近隣の提携病院に紹介させて頂くことがあります。

腎盂尿管がん

精巣がん

精巣がんはその名の通り、精巣にできるがんです。発症が多く見られるのは20~30代と若い年代に多く、早期に転移する可能性があるため、早期発見・早期治療が非常に大切です。
痛みなどの自覚症状はほとんどありませんが、精巣の腫れや左右の大きさが違う、硬さに変化などが起こるため、少しでも違和感がある場合は早めに泌尿器科の受診をお勧めします。精巣がんの可能性がある場合は、手術治療で精巣を摘出し、病理学診断を実施します。診断結果の上で今後の治療方針を検討します。転移の無い状態で早期発見することでほぼ100%の5年生存率が期待されます。発症する年齢が若いため恥ずかしくて相談出来ず発見が遅れがちな病気です。当院では事前問診を活用しプライバシーにも配慮しております。早めに泌尿器科に相談をお願い致します。

精巣がん

腎臓がん

腎臓がんの発症は男性に多く見られ、特に、透析治療をしている方は発症しやすい傾向にあります。
腎臓には、血液をろ過し、老廃物などで尿を生成し、尿管まで送り出す役割を持っています。その他、造血ホルモンの生成や血圧コントロール、骨の生成コントロールなどを担っています。初期段階での自覚症状はほとんどなく、疼痛や腹部腫瘤、肉眼的血尿などの症状が出るのはある程度病気が進行した段階となります。最近では超音波検査の機械の精度が向上し早期発見が可能となっております。

腎臓がん

尿路結石

尿路結石は激しい痛みが伴い、超音波検査やレントゲン検査、CT検査などで診断できます。結石が発生する部位によって、尿管結石・腎結石・膀胱結石に区別されます。結石が排出できる大きさの場合は、薬物療法を用いて痛みを軽減させながら自然排出を促します。ただし、結石が大きく自然排出が難しい場合は、経尿道的尿管砕石術(TUL)や体外衝撃波結石破砕術(ESWL)などを検討します。

尿路結石

尿路感染症

尿の通り道である尿道・膀胱・尿管・腎臓などが細菌に感染し、炎症を起こした状態を尿路感染症と言います。主な原因は、尿道から細菌が侵入し感染を起こすとされています。炎症が起こる部位によって、膀胱炎・尿道炎・腎盂腎炎・前立腺炎などに区別されます。主な症状は、排尿痛や頻尿のほか、血尿、尿の白濁、発熱などが現れます。
細菌感染が原因のため、治療は抗菌薬を用いて行います。症状が治まっても、炎症が治まるまでは治療を中断しないことが重要です。治療を継続することで再発・再燃を予防できます。

尿路感染症

性感染症

性感染症は性行為が原因で発症する感染症です。主に、粘膜同士の接触によって感染する疾患を総称して性(行為)感染症と言いますが、性交のほかオーラルセックスでも感染することがあります。
性感染症には、クラミジア感染症・性器ヘルペス・淋菌感染症・尖圭コンジローマ・梅毒・毛ジラミ症・HIV感染症などが挙げられます。男女によっても症状の現れ方が異なるほか、感染していても無症状の場合もあるため注意が必要です。ご自身が感染している場合、パートナーに症状がなくても感染していることが多くあります。ご自身が治療をしてうまく治っても、しらずのうちにパートナーに移してしまっていてご自身が治ったと思ったらまた相手から貰ってしまう事があります。(これを卓球のラリーに例えてピンポン感染といいます。)このため、性感染症と診断された場合は、パートナーにも必ず検査を受けてもらうことが大切です。
最近ではマイコプラズマ・ウレアプラズマという細菌が非クラミジア性非淋菌性尿道炎(クラミジアでも淋菌でも無い尿道炎)による感染として注目されています。こちらは保険診療では診断することが出来ず、見逃されてしまうケースが多いのが問題となっています。当院では自費診療ではありますが、検査を行うことができます。
無症状であっても、妊娠への影響やお腹の赤ちゃんへの感染リスクがあるため必ず受診してください。よく見られる症状として、排尿痛や残尿感、陰部のできもの、尿道からの膿などが起こります。気になる症状がある場合は、早めに泌尿器科にご相談ください。

性感染症

泌尿器科の検査

尿検査

尿検査尿中の成分を分析し、糖やタンパク質、赤血球、白血球の有無を調べます。

超音波検査

超音波を当てることで膀胱や前立腺、精巣、腎臓の状態を確認します。超音波検査は被ばくの心配がない安全な検査です。痛みなどの苦痛がないため、安心して受けていただけます。

膀胱鏡検査

尿道に極細の内視鏡を挿入し、膀胱と尿道の粘膜を観察します。血尿がある場合は、膀胱鏡検査を行って炎症の状態や血尿の原因を調べます。当院ではシングルユースといって1度使った膀胱鏡は他の患者さんでは使用しない清潔なものを使用しております。尿道麻酔を行い苦痛を最小限に抑えた検査を行っております。また、膀胱鏡検査では膀胱がんの有無を調べる事が可能です。確定診断には組織を採取する必要があるため手術が可能な連携医療機関に紹介させていただく事があります。

尿流測定検査

尿の勢いや排尿時間、1回の排尿量などを計測できる機器が装備された専用トイレで検査を行います。いつも通りに排尿していただくだけで検査できます。立位、座位のいずれの姿勢でも計測が可能です。

残尿測定検査

排尿後に膀胱の中に尿が残っているかをお腹にあてる超音波で確認いたします。

排尿日誌

普段の排尿習慣がどの様なものかを把握するうえで重要な検査となります。2−3日分の排尿量、飲水量を記載した日誌をつけていただきます。